元不動産営業マンの独り言ブログ

元不動産営業マンだからこそ知ってる住宅業界のアレコレ、値引き交渉のやり方、失敗しない間取りの考え方など、皆様の役に立ちそうな情報を発信して参ります!!個人的なマイホーム計画も進行中。

冬は窓からの熱損失は全体の50%。夏は窓から75%も外気の暑さが室内に伝わります。家の断熱性を重視するなら、断熱材よりも窓断熱を重視すべきです。

今回は大手ハウスメーカーが標準仕様で採用している窓ガラスや窓サッシの種類をまとめたいと思います。
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■一条工務店の標準仕様
窓ガラス:ツインLow-Eトリプルガラス(クリプトンガス)
窓サッシ:樹脂サッシ

■住友不動産の標準仕様
窓ガラス:Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス)
窓サッシ:樹脂サッシ

■三菱地所ホームの標準仕様
窓ガラス:Low-Eペアガラス(アルゴンガス)
窓サッシ:樹脂サッシ

■アイフルホームの標準仕様
窓ガラス:ツインLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス)
窓サッシ:アルミ樹脂複合サッシ

■スウェーデンハウスの標準仕様
窓ガラス:Low-Eトリプルガラス(空気)
窓サッシ:木製サッシ

■住友林業/積水ハウス/ヘーベルハウスetcの標準仕様
窓ガラス:Low-Eペアガラス(アルゴンガス)
窓サッシ:アルミ樹脂複合サッシ

■タマホームの標準仕様
窓ガラス:Low-Eペアガラス(乾燥空気)
窓サッシ:アルミ樹脂複合サッシ

住友林業や積水ハウスが採用しているのが「Low-Eペアガラス(アルゴンガス)」+「アルミ樹脂複合サッシ」ここから上の断熱材を目指す場合は有料オプションが一般的。

最初から標準仕様で上の水準の窓断熱にしているのは「一条工務店」や「スウェーデンハウス」など、寒冷地を得意とするハウスメーカーです。その中でローコストメーカーの「アイフルホーム」は窓断熱に相当力を入れている事が判ると思います。

家の断熱性能を高めるうえで「窓断熱」はとても重要です。外気が室内に伝わってくるのはほとんどが窓からです。家の断熱性能は省エネ性だけではなく、住み心地にも直結します。ヒートショックを防ぐ効果も期待出来ます。

家の断熱性能を重視するなら、断熱材よりも窓断熱を最重要視するようにしましょう。費用対効果が一番実感出来るオプションだと思いますよ。

※元不動産営業マンからのアドバイス
元不動産営業マンとしてアドバイス出来る事として、いきなり住宅展示場へ行ってしまう事はオススメ出来ないという事。理由は「住宅展示場の罠」で書いた通り「最悪の展開」になりかねませんから。

まずは候補のハウスメーカーに健闘を付けたら、地元の優良工務店も調べておく事。理由は「ハウスメーカーよりも上質な住まいを低価格で実現出来る可能性が高いから」です。

ハウスメーカーはテレビCMや高収入な営業マンの人件費など、おおよそ建てる家と直接関係ない費用が価格に転嫁されています。地元の優良工務店の場合は、それが無いので上質な住まいを低価格で提供出来るという訳です。

ちなみに地元の優良工務店を探すなら【みんなの工務店リサーチ】というサイトがオススメです。都道府県別に優良な工務店が網羅されていますし、ハウスメーカー以上の施工技術があるスーパー工務店の特集などもされているので本当に便利。
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ハウスメーカーや地元の優良工務店などの情報を頭に入れておけば、マイホームで失敗する確率は飛躍的に減らす事が出来ますから、まずは地元にどんな優良工務店があるのかチェックしてみて下さい。

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